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プロテインの美味しい飲み方
とアレンジ方法

これなら飽きない!
プロテインの美味しい飲み方とアレンジ方法

プロテインは、美味しい飲み方やアレンジのポイントを押さえれば、飽きずに飲みやすくなります。ダイエットや栄養補給のためにプロテインを飲んではいるものの、「ダマができて飲みにくい」「毎日同じ味でプロテインを飲むのが億劫になる」という方もいるかもしれません。そこでこの記事では、プロテインの基本的な飲み方や、美味しく飲むためのポイント、ダイエット向けの飲み方をご紹介します。また、プロテインを続けるためのアレンジやレシピもお伝えするので参考にしてください。

プロテインの基本的な飲み方と5つのポイント

プロテインは、パッケージに記載された粉末量と飲料で作るのが基本です。次の5つを意識すると、ダマになりにくく飲みやすい仕上がりになります。

  • 水か牛乳で割る
  • 専用のシェイカーを使う
  • 飲料を注いだ後にプロテインを加える
  • 熱い飲料で割らない
  • 作り置きしない

ひとつずつ見ていきましょう。

水か牛乳で割る

プロテインは、基本的に水か牛乳で割って飲みます。ジムなどで手軽に作りたいときは水、タンパク質を意識して取り入れたいときは牛乳など、使い分けても良いでしょう。牛乳の場合、コップ1杯(約200g)あたり約6gのタンパク質を同時に摂取できます。牛乳が苦手な方や体質に合わない方は、豆乳で割って飲むのもおすすめです。豆乳(約200g)で割った場合は、約7gのタンパク質を摂取できます。

専用のシェイカーを使う

プロテインは、専用のシェイカーを使って作ります。専用シェイカーは、プロテインの特性に合わせて設計されているため、粉末をしっかり混ぜることができ、振ってもこぼれにくいのがメリットです。メーカーにもよりますが、シェイカーのタイプは大きく次の2種類に分けられます。

メリット デメリット
飲み口タイプ
  • 少量ずつ飲みやすい
  • 片手でも開閉しやすい
  • 飲み口を洗いにくい
ボトルタイプ
  • 粉末が入れやすい
  • 洗いやすい
  • 両手で開閉する必要がある

さらに、シェイカーによってはブレンダーボールやミキサーが付属しているものもあり、効率良くかき混ぜることが可能です。

飲料を注いだ後にプロテインを加える

プロテインを作るときは、先に飲料をシェイカーに入れてから粉末を注ぎます。粉末を先に入れると、溶けにくくダマになりやすいからです。粉末を入れたらシェイカーの蓋がカチッと音がするまで閉めると密閉されるので、しっかりシェイクして溶かしてください。

熱い飲み物で割らない

プロテインは、熱い飲料で割ると飲みにくくなることがあります。タンパク質が高温で変性し、ダマができやすくなってしまうからです。タンパク質の変性温度は、種類によって異なります。

  • ホエイプロテイン:80℃前後
  • ソイプロテイン、カゼイン:100℃以上

ホエイプロテインは他のタンパク質と比べて消化吸収が早く、筋力強化を目的として用いられます。ただ、他のタンパク質より変性温度が低くダマができやすいため、熱い飲料には向いていません。お湯を使いたいときやプロテインを温めたいときは、人肌程度の温度になるよう調整してから混ぜましょう。

作り置きしない

プロテインの作り置きは、おすすめできません。プロテイン粉末を水に溶かした状態で長期間保存すると、プロテイン成分や水分から微生物が繁殖したり、風味が変化したりする可能性があります。飲むタイミングに合わせて作るか、飲み切りタイプを選ぶと良いでしょう。

ダイエット向け!プロテインのおすすめアレンジ3選

ダイエットを意識してプロテインを取り入れる方は、水や牛乳以外に、低カロリー飲料でアレンジするのも良いでしょう。スポーツドリンクや果汁100%ジュースで飲みやすくする方法もありますが、これらの飲料は糖質を多く含み、ダイエットには適していません。ここでは、牛乳より低カロリーの飲料3つとコップ1杯(約200g)あたりのカロリーとタンパク質量を紹介します。

飲料
(コップ1杯(約200g)あたり)
カロリー タンパク質量
牛乳 120kcal 約6g
豆乳 46kcal 約7g
アーモンドミルク 約40kcal 1g
無糖コーヒー
(コーヒー浸出液)
8kcal 0.4g

豆乳

豆乳は牛乳よりも低カロリーなうえに、植物性タンパク質「ソイプロテイン」を一緒に摂れます。さらに、ソイプロテインは、牛乳由来のプロテインよりもゆっくりと吸収されるため、腹持ちが良いのが特徴です。無調整豆乳のクセが苦手な方は、調製豆乳を選ぶこともできますが、カロリーはやや上がるので注意してください。

アーモンドミルク

アーモンドミルクに含まれるタンパク質量は、牛乳や豆乳と比べてそこまで多くはないものの、ビタミンEを豊富に含みます。また、口当たりがサラッとして飲みやすいため、豆乳の風味が苦手な方や、ビタミンを意識して摂りたい方におすすめです。

無糖コーヒー

無糖コーヒーは、チョコやバニラフレーバーといった味の濃いプロテインに合うため、甘いフレーバーが苦手な方にもぴったりです。また、運動後のコーヒーと適度な炭水化物は、疲労回復に役立つとの報告もあります。ただし、日常的にコーヒーを飲む機会が多い方は、カフェインの摂りすぎにつながる可能性があるため、コーヒー摂取量が1日3〜4杯を超えないように注意しましょう。

飽きずに続けるには?プロテインの簡単アレンジ

プロテインは、飲料以外のさまざまな食品と一緒に混ぜることで、簡単にアレンジができます。ここでは、プロテインの手軽なアレンジ方法を2つ紹介します。

ヨーグルトに混ぜる

プロテインは、ヨーグルトにも合います。無糖ヨーグルト100gには、3.3gのタンパク質が含まれているため、タンパク質の摂取量をアップできます。ただし、タンパク質が十分に摂れている場合は、過剰摂取につながる可能性があるので注意が必要です。

スムージーに混ぜる

野菜や果物も一緒に取り入れたい人は、スムージーに混ぜるのがおすすめです。スムージーなら、プロテインのフレーバーで野菜の苦味が和らぐメリットもあります。朝の忙しい時間や、夕食を軽く済ませたいときにも手軽にアレンジできます。

プロテインを使った飲み物レシピ3選

プロテインと一緒にさまざまな栄養を効果的に取り入れたい方は、エナジードリンクをミックスするのも1つの方法です。

ここでは、簡単に作れるプロテインドリンクレシピ3品を紹介します。

ミックスベリーとバナナのシェイク

甘いバニラフレーバーと、甘酸っぱいミックスベリーフレーバーをミックスしたレシピです。ラズベリー果肉を一緒にブレンダーすることで、飲みごたえあるシェイクになります。
レシピ詳細はこちら

XSホエイプロテイン&トロピカルmixドリンク

トロピカルフレーバーのエナジードリンクに、バニラフレーバーのホエイプロテインを合わせたドリンクです。レモン果汁をプラスして、すっきりとした飲みやすさに仕上げています。
レシピ詳細はこちら

グリーンジャイアントスムージー

バニラフレーバーのプロテインに、ほうれん草やアボカド、果物を合わせたスムージーレシピです。甘いバニラフレーバーが、グリーンスムージーの苦味を和らげてくれます。
レシピ詳細はこちら

まとめ

プロテインは基本的なポイントを押さえれば、美味しく飲めます。ダイエット目的の人は飲み物の選び方も重要です。ダイエットを継続するにはアレンジ方法のレパートリーも知っておくと続けやすくなります。記事を参考にプロテインを日常に取り入れましょう。

本記事の監修者

医学博士・永田孝行

一般社団法人日本ダイエットスペシャリスト協会理事長
健康運動指導士

生活習慣病予防と改善の為の食事療法としてGI値に着目し、低インシュリンダイエットを提唱。
主な活動として、各健康保険組合・企業・各都道府県での講演活動、雑誌の指導・監修、テレビ、ラジオ、新聞などの取材も多数受けている。

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